■機能と地域社会


農村では、人々は、
(1)機能を一人で広く浅く身につけている(自給自足)。
(2)自然環境が豊富であり、自然へ適応するための機能をたくさん身につけている。
(3)互いに身につけている機能の共通性が高い。すなわち、互いに同質的分業(農作物作り)を行っている。

都市では、人々は、
(1)限られた一部の機能を狭く深く身につけている(分業)。
(2)自然環境が貧弱であり、自然へ直接適応するための機能が少ない(分業体制崩壊への恐怖)
(3)互いに身につけている機能の共通性が低い。互いに異質的分業を行っているため、「隣は何をする人ぞ」という現象が起きる。

●コミュニティの得点化

地域コミュニティは、地域単位の、内部分業を含む相互作用のまとまり、として捉えられる。 

地域コミュニティのあり方の得点・数値化は、
(1)システム化得点(その社会・コミュニティでどの程度分業が進んでいるか) 役職や、郵便局・警察署などの結節機関の存在(鈴木栄太郎)との関係で捉えることができる。
(2)自己完結性得点  一つのコミュニティで、どれほど自己完結的な社会を形成しているか?他コミュニティから機能をもらわずに、自分のところでどれだけやって行けるか?
などがある。




(c)1998-2005 大塚いわお

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