■機能競争


同一機能の供給源が、複数ある場合、供給源同士が、自分のところが生成した機能を、他のところよりたくさん流布させようとして、競争するようになる。機能生成者のシェア拡大競争は、詰まるところ、生物として、自分の生成した分身(自分自身のコピー)を、最大限に流布させたい(広めたい)とする、生物学的な欲求に基づいている、と言える。この、自分の生成した機能を、より広く、多く広めたいとする生物学的欲求こそが、結果的に、社会全体に十分な機能を供給する原動力となる。

競争は、1a)他と同一の機能を、他よりも低い価格で提供しようとする場合と、1b)他よりも高い環境適応水準をもたらす機能を、他と同一価格で提供しようとする場合、2)他よりも豊富な種類の周辺(付加)機能を提供しようとする場合とが、組み合わさって起こる。

機能競争においては、常に他の供給源と比較して高い機能のものを、コスト(機能を買う貨幣相応の)パフォーマンス良く出さないといけない。
こうした競争は、結果として、機能過剰(オーバースペック)を招きやすい。
 


(c)1998-2005 大塚いわお


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