ドライウェットな分子・粒子の性質


2000-2005 大塚いわお
分子~人間サイズの粒子が、ドライ(気体的)ないしウェット(液体的)な性質を、どういう場合に持つか、以下の表にまとめた。
  ウェット(液体) ドライ(気体)
〔A〕 〔近接指向〕
〔A1〕 〔他粒子との位置の同一・共通化〕
[A1.1] 集団主義
互いに集まり、まとまって動こうとする
個人主義
互いに近づかず、単独・個別にバラバラに動こうとする
[A1.2] 密集指向
互いに狭い領域に密集する
広域分散指向
互いに広い領域に散らばる
[A1.3] 画一(同質)指向
互いに存在する位置が近い、同一(画一)である
多様性の尊重(異質指向)
互いに存在する位置が多様に離れている
[A1.4] 同調指向
存在する位置を互いに合わせようとする
反同調指向
存在する位置を互いに合わせようとしない
[A1.5] 主流指向(権威主義)
自分の存在位置について、主流派の地点に行こうとする
非主流指向(反権威主義)
自分の存在位置について少数派で構わないとする
〔A2〕 〔他粒子との関係・縁故の構築〕
[A2.1] 関係指向
他粒子のところに行こうとする
非関係指向
他粒子のいない空間に行こうとする
[A2.2] 縁故指向
他粒子との間に結びつきを持つ
非縁故指向
他粒子との間に結びつきを持たない(切る)
〔A3〕 〔運動決定の自由〕
[A3.1] 規制主義
互いの間に働く引力によって束縛され、自由に動けない
自由主義
互いの間に引力が働かず、自由に動き回れる
〔A4〕 〔運動の自己決定〕
[A4.1] 相互依存指向
互いの間に働く引力により、互いに依存し合う(もたれ合う)
独立(自立)指向
互いの間に引力が働かず、互いに独立・自立して行動する
[A4.2] 他律指向
互いの間に働く引力により、自分の進行方向を、単独では決められない
自律指向
自分単独で自分の進行方向を決められる
〔A5〕 〔プライバシーの確保〕
[A5.1] 反プライバシー
互いに近づき、くっつき合うため、プライバシーを侵害し合う(プライベートな空間を持てない)
プライバシー尊重
互いに離れるため、自分のプライベートな空間を確保できる
〔A6〕 〔運動の明快さや合理性の確保〕
[A6.1] あいまい指向
互いの間に引力が働くことで、自分の進行方向があいまいとなる
明快(反あいまい)指向
自分の進行方向を率直・明快に保てる
[A6.2] 非合理指向
互いの間に引力が働くことで、進行方向の面で、割り切れない
合理指向
自分の進行方向を、合理的に、割り切ったものにできる
〔A7〕 〔集団の開放性の確保〕
[A7.1] 閉鎖指向
形成する集団が外に向かって閉じている(表面張力が働く)
開放指向
形成する集団が外に向かって開いている(表面張力がない)
〔B〕 〔運動・活動・移動指向〕
〔B1〕 〔動的エネルギー・移動性の確保〕
[B1.1] 静的指向
自発的に動き回れない
動的指向
自発的に動き回れる
[B1.2] 定着指向
今いる地点に定着しようとする
非定着(移動・拡散)指向
今いる地点に定着せず絶えず移動しようとする
[B1.3] 前例指向
自分が今までいた領域にとどまろうとする
独創指向
未知の領域に進もうとする


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