ドライ・ウェットさと、パーソナリティ5次元ビッグファイブとの関連
2006.9 大塚いわお
パーソナリティのビッグ・ファイブbig fiveとは、パーソナリティの特性論の一つで、主要な5つの特性次元でパーソナリティを包括的に説明することができるとする考え方である。
ビッグ・ファイブは、パーソナリティの特性を表す、数多くの単語を因子分析にかけて、出てきた因子である。
このビッグ・ファイブとドライ・ウェットさとの関連は、以下のようにまとめられると考えられる。
(1)神経質 Neuroticism 対人面で閉鎖的、排他的な場合はウェット。対人関係の進展を指向しない、乗り気でない場合はドライ。
(2)外向性 Extroversion 他の人を指向する場合はウェット。人のいない外界を指向する場合はドライ。
(3)開放性 Openness 互いの間が開いた、誰でも受け入れる風通しの良さはドライさに通じる。
(4)協調性 Agreeableness 対人関係の発展・維持、他の人との結びつきの強化を指向しており、ウェット。
(5)まじめさ、良心 Conscientiousness 他者の有無にかかわらず真摯な態度を保持しようとする場合は、自律的であり、ドライ。他者との良好な関係を築くことを目的として、まじめな態度を保持しようとする場合は、ウェット。
2006 大塚いわお
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