○要素還元アプローチと箱庭社会

要素還元アプローチにおいては、箱庭社会の研究が有効である。
15~50個位の粒子で、全体社会の縮小・ミニチュア版の小社会を作り、そこで、粒子が構成する社会の動きをコンパクトにシミュレート、図式化する。

少数粒子からなる箱庭社会のシミュレート例としては、パターンDで動く社会(ドライな社会)とパターンWで動く社会(ウェットな社会)がある。パターンDは気体分子群、パターンWは液体分子群を、それぞれ小さな社会として捉え、コンピュータ・シミュレーションでの粒子群の動きを動画キャプチャしたものである。


例えば、グループAの各成員には、共通して、「A」という文化ウィルスが感染しており、同じ文化ウィルスに感染した者同士は、互いに仲間として親近感を持って捉えられる。一方、グループBの各成員には、共通して「アンチA」という文化ウィルスが感染しており、グループAとは、互いに反対の文化を持つ状態になっている。


文化の粒、素子は、文化ウィルスとして、図に表示できる。各文化ウィルスに対して、個人は、頭の中で、促進・肯定、否定の価値観ラベルを貼る。


2005-2006 大塚いわお

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