同質(一体化)社会と異質(バラバラ)社会

2004.8 大塚いわお


人間は、考え、行動が、相手と同じだと、互いに一体感が生まれ、違うと、互いに違和感や対立が生まれる。

アメリカのような父性的でドライな社会は、個人がバラバラ、別々な、互いに色の違う考え、異色な個性を持ったまま、何も考えずそのまま寄せ集め、その中で、各自が勝手に互いに不調和な自己主張を声高に行う社会である。

これは、「異質社会、バラバラ社会(society of difference)」と名付けることができる。

一方、日本や東アジアのような、母性的でウェットな社会は、各人のバラバラな部分を極力抑え、各自の考えを共通に合わせて同調させることで、一つに融合させて、互いに同じになることを重んじる、あるいは、全体としての一体感や調和を重んじる社会である。つまり、互いが、同じ色に染まって同調することを重んじる社会である。

これは、「同質社会(society of sameness)、一体化社会(society of oneness)」と名付けることができる。


(c)2004.8 大塚いわお