対象への距離感と性差
-客観・科学指向vs親身・一体指向-

2006.01 大塚いわお


男性は、対象と一定の距離を保ち、対象を冷静に観察して、処置するのを好む。

一方、女性は、対象を好きになって、ベタベタ一体化して入れ揚げる、頻繁に接触しまくる、尽くしまくる、甘えるか、対象を嫌って、必要以上に避ける、遠ざかるかの間をうろうろし、対象との距離が不定である。

男性は、対象について客観的に観察するのに対し、女性は、対象について、距離を取らずに主情、感情、情緒を交えて、好き嫌いベースで考えようとする。相手を好きな場合、相手に一体化して、とことん親身になって尽くそうとする反面、相手が嫌いな場合は、顔を見るのもイヤな感じで、相手をできるだけ遠ざけよう、避けよう、嫌がらせしようとする。

対象と一定の定まった距離を置いた客観的な把握、客観視が必要な科学者において、男性が多く、女性が少ないのは、この辺と関係があるのではないか。対象との一体化が好きな女性は科学に不向きな面があると考えられる。

一方、対象と距離を置かず、心に密に入り込んで、親身になって相談に乗る、心理カウンセラーが女性が多く、男性が少ないのも、この辺と関係があると思われる。

この点、男性は、客観、科学指向でドライであり、女性は、親身、一体指向でウェットであると言える。


2006.01 大塚いわお

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