母性・父性と、女性性・男性性との関係

2008.04 大塚いわお


母性、父性は、それぞれ、女性、男性の、自分の子供を持った親としての側面を表している。

その点、母性、父性は、それぞれ、女性性、男性性の、(親としての)一部、一側面として捉えることができる。
母性が女性性に対応し、父性が男性性に対応する。

母性、父性は、それぞれ女性性、男性性の中に包含される、一部であると言える(下図参照)。



子供を持った女性が母性を発揮し、同じく子供を持った男性が父性を発揮する。

女性、男性それぞれが、

(1)庇護者としての側面 無力な子供に頼られる、子供を十分に守るパワーを持つ存在
(2)指導者、教育者としての側面 何も知らない子供に、生きていくのに必要な、有用なノウハウを教える存在
(3)制御者としての側面 わがまま放題の子供に、きちんと言うことを聞かせる、コントロール、制御する存在

といった、子供を育てるのに必要な大人として成熟した存在となった時、それぞれ母性、父性を持ったと言うことができる。


中には、母親らしい男性、父親らしい女性もいると考えられるが、その場合、そもそも、基盤、出発点として、そうした男性は女性的であり、そうした女性は男性的であるため、その親としての側面を取り出した場合に、それぞれ母性的、父性的となるのだと考えられる。また、そうした男性、女性は、男性、女性全体の中では、性同一性障害を持っている少数派として位置づけられる。



2008 大塚いわお

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