陰湿さについて
2006.07 大塚いわお
陰湿さは、暗さ (陰)とウェットさ(湿り)の合体、合成した感覚である。
日常生活においては、水たまりとかは、暗いところでは、日光が当たらないので、乾きにくく、いつまでもウェットな液体の水のままであり、明るいところでは、日光が当たって乾き、ドライになるという関係がある。
要は、明るい=ドライ、暗い=ウェットという関係が成り立つ。
陰湿さは、次の複数の要素からなると考えられる。
(1)[ウェット]相手に対して、ベタベタ粘着的であり、繰り返し頻繁にネチネチしつこく働きかけを行う。
(2)[暗い]相手に対して、相手にとってマイナス、ネガティブ、逆機能なことをする。いじめ、いやがらせのように、相手がいやがることをする。
(3)[暗い]非合法なこと、やったことを表に出すと非難されること、やってはいけないとされることを行う。暴力行為、金を奪う行為、強姦等の人権侵害行為を行うとかいうのがそれである。
(4)[暗い]裏でこっそり隠れて行う。秘密にする。表に出さない。表面的には、いいこと、何でもないことをしているように振る舞う。表面をきれいに飾りたてて、見た目には問題ないように見せかける。あるいは、表面的には仲のいい振りをして、裏で陰口を叩く。
こうした対人関係の陰湿さは、高湿度で、湿気でジメジメした日本の社会風土、ムラ社会では、会社でも学校でも普通にみられることであり、日本文化の特徴であるといえる。
また、対人接触を頻繁に行い、表面をきれいに飾ることが好きな、女性的な特徴であると見ることもできる。
2006 大塚いわお
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