e2touch文字入力方式 文字入力所要時間比較実験

2005.09 大塚いわお


e2touch文字入力方式(以下「2タッチ」と表示)と、従来のマルチタップ方式との入力速度を比較する実験を行った。

実験に使用したプログラムは、2方式共に、当サイトで公開している、自作のプログラムである。実験に当たって、キーボードの使用条件を2方式間で統一するために、自作した。
従来マルチタップ方式のプログラム作成に当たっては、e2touch方式に比べて不利にならないように、「おえういあ」の順に1つずつ入力文字を反転して遡る機能を盛り込んだ。

実験に使用したキーボードは、ミサワホーム「CUT-Key Pocket」である。

最初に、従来マルチタップを入力し、続けてe2touch方式を入力した。

入力実験の合間には、入力練習はしていない。



以下、数値は、

開始時刻(時:分:秒)
終了時刻(時:分:秒)
所要時間(秒)

である。

「2タッチ」=e2touch入力方式である。


1.かな入力

[結果概要]
2タッチ(e2touch)は、マルチタップ反転無しの65.6%、反転ありの73%の入力時間で済んだ。


入力単語

(文字数 単語表記)
4 こうさい
5 ぼんやりと
4 おぎなう
4 ゆうふく
4 ものおと
5 いそがしい
5 しょくたく
6 どりょくする

37文字



マルチタップ(反転使用なし)
11:17:30
11:19:06
96秒

マルチタップ(反転使用あり 「お」→「え」→「う」→「い」→「あ」遡り可能)
11:20:00
11:21:26
86秒


2タッチ
11:22:30
11:23:47
77秒


2タッチ
11:30:00
11:31:15
75秒

2タッチ
11:34:00
11:35:13
73秒

(翌日)

2タッチ
08:58:00
08:59:07
67秒

2タッチ
09:22:00
09:22:09
69秒


2タッチ
09:27:00
09:28:03
63秒(マルチタップ反転無しの65.6%、反転ありの73%の入力時間で済んだ。)



2.英小文字 入力

[結果概要]
2タッチ(e2touch)は、マルチタップ高速連打の70%の入力時間で済んだ。


入力単語

(文字数 単語表記)

9 associate
5 dimly
6 supply
4 rich
5 noise
4 busy
5 table

計38文字



英字入力では、マルチタップの反転入力は、文字の逆順を頭に入れることが困難であり、実施しなかった。


マルチタップ(画面上で逐次文字表示確認しながら入力)
12:01:30
12:03:14
104秒

マルチタップ(文字が何番目かを頭に入れ、その番目分の回数を一気に高速連打)
12:10:00
12:11:29
89秒

2タッチ
12:12:30
12:13:46
76秒


2タッチ
12:14:30
12:15:47
77秒

2タッチ
12:19:30
12:20:40
70秒

2タッチ(あまり画面見ない)
12:25:00
12:26:03
63秒(マルチタップ高速連打の70%の入力時間で済んだ。)


2005 大塚いわお